自民党埼玉県連は24日、役員が協議し、参院埼玉選挙区補欠選挙(10月10日告示、同27日投開票)に候補者の擁立を見送る方針を決めた。近く党本部に報告する。県民人気の根強いとされる前埼玉県知事の上田清司氏(71)が立候補の意向を既に表明しており、苦戦は免れないとの判断があったとみられる。同党が独自候補を立てるのは困難な情勢となりつつあり、事実上の「不戦敗」となる公算が出てきた。

 協議後、県連の柴山昌彦会長は「県連として候補者を擁立するまでには至らなかった」とさいたま市内で記者団に語った。