金融庁は2日、氷見野良三金融国際審議官(59)が、主要国などの金融当局でつくる金融安定理事会(FSB)が設置した常設委員会の議長に1日付で就任したと発表した。日本人としては初で、任期は2年。米フェイスブック(FB)の暗号資産(仮想通貨)「リブラ」への規制の在り方などを議論する見通し。

 FSBは、2008年のリーマン・ショックを機に、世界的な金融危機の再発を防ぐ目的で従来の金融安定化フォーラム(FSF)を改組して09年に設立された。氷見野氏が議長に就いた常設委は金融システムの安定を維持するため、規制監督上の各国の協調などについて話し合う。