教員のハラスメントに苦しむ子どもが相談できる窓口の設置を訴え、東京都の大学生佐藤悠司さん(20)が約9千人の署名を1カ月間で集め、8月末に文部科学省や東京都などへ提出した。2日に記者会見した佐藤さんは「現状、被害者は泣き寝入りするしかない。中立的な立場で、実効性ある対策ができる機関の創設を、強く望む」と話した。

 佐藤さんは都内の私立中学2年だった時、担任から暴言を受けるなどした。大きなストレスを感じて学校に行けなくなり、睡眠障害を発症した。教員からのハラスメントを相談できる行政窓口がないことに疑問を抱き、今年7月中旬からインターネットで署名を集め始めた。