大阪市が市立高全21校を2022年4月に大阪府に移管する方針を固めたことが2日、市などへの取材で分かった。二重行政の解消を目指し、7月に府市合同のプロジェクトチーム(PT)を設置し、検討作業を進めていた。PTで来年8月までに移管計画をまとめ、その後府市両議会で関連条例の改正に着手する。

 21校には統合予定の高校も含まれる。市は市立高校舎などを無償で府に譲渡し、移管に必要な費用を府が負担する方向で両者が基本合意した。実現すれば市立高の教員は府教育庁所属となる。府教育庁の担当者は「府内全域で人材交流が進み、より充実した教育を提供できる」と話している。