国土交通省北海道開発局は2日、厚真町で昨年の北海道地震で崩壊した山林から土砂がなだれ込んだダムや河川などの復旧について、報道陣向けの現地説明会を開いた。

 厚真ダムは下流への水路に土砂が流れ込むなどし、一時決壊の恐れがあったが、土砂を撤去。のり面も崩落したため、補強工事など運用再開に向けた作業を進めている。約1キロにわたって土砂でふさがった日高幌内川では、土砂を掘削して応急的な水路が通された。

 北海道地震は昨年9月6日未明に発生。最大震度7を観測し、関連死を含め44人が犠牲となった。開発局によると、地震では山林などから3千万立方mもの土砂が一気に崩落した。