東芝は2日、米国の液化天然ガス(LNG)事業をフランスの石油大手トタルに売却する手続きが完了したと発表した。売却額は1500万ドル(約16億円)で、不正会計問題に端を発した経営危機からの再建を目指し、損失リスクを回避する。

 当初は中国のエネルギー企業に売却する契約を結んだが、米中当局の承認が早期に得られないとして破談となった。別の売却先としてトタルと交渉し、6月に合意を発表していた。

 売却するのは米テキサス州で天然ガスをLNGに加工する事業で、20年間にわたって年間220万トンを販売する権利を保有していた。