農林水産省は19日、豚コレラ対策として養豚場の豚へのワクチン接種を実施する方針を固めた。江藤拓農相が20日に、感染拡大を防ぐワクチン接種を可能にするよう防疫指針の改定作業に着手すると表明する。ワクチン接種を実施する地域については豚コレラの発生県を中心に、農水省が有識者の会議などの議論も踏まえて検討する方向だ。

 農水省はこれまでワクチン接種には慎重な姿勢を続けてきたが、方針を大きく転換する。ただ実施に伴う課題も多く、根絶に向けては多角的な対策が必要になりそうだ。

 ワクチン接種に向けては、まず農相が防疫指針の改定を有識者会議に諮問。