地図の代表的な表現方法の「メルカトル図法」が広まるきっかけになったとされる16世紀の世界地図が、東京都江東区の海上保安庁「海洋情報資料館」で公開中だ。同庁が保管するこの地図を一般向けに公開するのは初めて。

 メルカトル図法は「正角円筒図法」とも呼ばれ、曲面でできている地球を平面で表現する技法の一つ。現代まで海図に用いられてきたほか、世界全体を表す地図で採用することも多い。

 海保によると、地図は1569年、地理学者ゲラルドゥス・メルカトルが作った。地球全体が、縦65センチ、横50センチの図18枚を使って描かれている。