札幌市の観光名所、藻岩山のロープウエーで8月にゴンドラが非常停止して鉄塔にぶつかり、乗客らが負傷した事故で、運営する札幌振興公社は13日、過負荷検出装置の誤作動と制動距離が通常より短く設定されていたことが事故原因とする報告書を北海道運輸局に提出した。当初軽傷2人としていたけが人は重傷1人を含む計7人に増えたことも明らかにした。

 公社の対応を巡っては、事故が起きた8月24日、運輸局への報告前に自社判断で運行した他、公表が事故の約20時間後などずさんさが目立ち、同26日に運輸局の行政指導を受けて以降、運休が長期化した。