千葉県印西市の老人ホームで2017年、睡眠導入剤入りの飲み物を飲ませた職員ら男女6人を交通事故などで殺傷したとして殺人罪などに問われ、一審千葉地裁で実刑判決を受けた元職員の准看護師波田野愛子被告(73)に対し、事故で重軽傷を負った夫婦が計約1200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁は13日、約1千万円の支払いを命じた。

 内田博久裁判長は判決理由で「被告の行為は死亡させる危険性が高かった」と指摘。その上で「同僚に信頼を裏切られ、原告の精神的苦痛は相当重大だった」と述べた。