ゆうちょ銀行は13日、70歳以上の高齢者に販売する投資信託で、社内規定に違反し、商品の理解度や健康状態の確認を怠った不適切な契約が2018年度に計1万9591件あったと発表した。投資信託を購入した全高齢者約23万5千人を対象に、元本割れで損失が出る恐れがあるといった商品特性を理解していたかどうか調査する。かんぽ生命保険による大規模な保険の不正販売に続く不祥事で、日本郵政グループへの信頼は崩れた。

 社内規定では、高齢者に投資信託を売るときは勧誘時と契約時の2回、健康状態や理解度を確かめることになっているが、約1万5千人の高齢者への販売で守っていなかった。