【北京共同】中国の習近平国家主席が6月、安倍晋三首相と大阪で会談した際、米国との貿易協議を巡り「トランプ米大統領の言っていることが信じられない」と漏らし、名指しで批判していたことが10日、分かった。日中外交筋が明らかにした。習氏のトランプ氏に対する不信感を示す具体的な発言が判明するのは異例。

 トランプ氏は来年の大統領選を控え、今後も対中強硬姿勢を強める可能性が大きい。首脳同士の信頼関係がない中、習氏も大きな譲歩には踏み切れず、米中対立の長期化は必至だ。

 習氏は6月、G20サミットで安倍首相と会談。外交筋によると、習氏はトランプ氏に対する不満を述べ続けた。