保険の大規模な不正販売が発覚したかんぽ生命保険と日本郵便に対し、金融庁が11日から保険業法に基づく立ち入り検査を実施することが10日、複数の関係者への取材で分かった。内部文書を提出させるなどして、顧客の意向に沿わずに保険料を二重払いさせるといった不正の背景を調べ、早ければ年内にも厳正な行政処分を出す。検査期間は2カ月以上の長期に及ぶとみられる。

 法令順守などの専門知識を持つ金融庁の検査官ら十数人で構成するチームが11日午前、東京都内の同じビルにあるかんぽ生命、日本郵便のそれぞれの本社に立ち入る。