島根県出雲市の自宅で昨年11月、同居の祖母原安枝さん=当時(82)=と母圭子さん=当時(46)=を殺害したとして、殺人罪に問われた無職聡悟被告(22)の裁判員裁判が10日、松江地裁(本村暁宏裁判長)で開かれ、検察側は懲役30年を求刑した。

 初公判で被告は起訴内容を認めた。検察側は、学校をやめたいと話した被告が、圭子さんと口論になったのが犯行のきっかけだったと指摘していた。

 起訴状などによると、被告は昨年11月5日、自宅で圭子さんの顔や首を包丁で刺すなどして失血死させた上、安枝さんの頭などをハンマーで多数回殴るなどして外傷性ショックで死亡させたとしている。