【ロンドン共同】欧州連合(EU)からの離脱期日の延期を法制化させた英下院が10日、議会の主導権奪還を狙ったジョンソン首相による解散総選挙の提案動議を再び退けた。壁として立ちはだかる議会に、ジョンソン氏はなお強気の構えを崩さない。だが下院で過半数割れする政権与党は手詰まり状態に陥り、公約とする10月末の離脱実現に黄信号がともった。

 「議会がどんな手で私を縛ろうとも(離脱条件でのEUとの)合意を必死で目指す」。ジョンソン氏は動議否決後の下院演説で、公約実現への意欲を改めて表明した。