5千人以上が犠牲となった伊勢湾台風の上陸から60年となるのを前に三重県と県内4市町は1日、同県木曽岬町などで伊勢湾台風を超える規模の台風に備えた避難訓練を行った。

 訓練では観測史上最大規模の「スーパー伊勢湾台風」が三重県を襲うと想定した。住民を他自治体に移動させる広域避難を木曽岬町が決めたとの設定で、高齢者や障害者など約20人をバスで同町からいなべ市に輸送した。

 建物の上層に逃れた「垂直避難者」を海上保安庁のヘリコプターが救出する訓練も実施された。

 県によると、1959年の伊勢湾台風で県内の死者と行方不明者は計1281人だった。