厚生労働省は9日、都道府県ごとに決める2019年度の地域別最低賃金について、全国の改定額を公表した。高知や鹿児島など19県は、中央最低賃金審議会が示した引き上げの目安額を1~3円上回り、全国平均の時給は現在より27円増の901円となった。東京、神奈川は初めて千円を超えた。10月から順次適用される。

 全国平均の27円増は、時給で示す現方式になった02年度以降、最大の引き上げ幅となった。現在の最低賃金が全国で最も低い鹿児島は、中央審議会の目安額を唯一3円上回る29円の引き上げとなった。人手不足などの影響で大幅に引き上げる必要があったとみられる。