日本郵政が9日発表した2019年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比9・3%増の1350億円だった。傘下の日本郵便の郵便・物流事業がけん引した。かんぽ生命保険で発覚した不正販売は4~6月期の業績に反映されておらず、20年3月期についても「現時点では合理的な算定が難しい」として通期予想を据え置いた。

 かんぽ生命と日本郵便は現在、保険販売を自粛しており、新規契約数の大幅な落ち込みが避けられない状況だ。日本郵便はゆうちょ銀行の投資信託の営業も控えており、郵政グループの収益力が低下する懸念もある。