対馬海上保安部(長崎県対馬市)は9日、対馬市の厳原港から東に約3・7キロの海上で、巡視艇が漁業用の網に絡まった体長数十センチのウミガメ2匹を見つけ、救出したと明らかにした。職員がナイフで網を切って助けると、2匹は元気な様子で泳ぎ去ったという。

 海保によると、7日昼ごろ、2匹の頭部やひれに緑色の網が何重にも絡まっているのを発見。男性職員3人が小型のゴムボートに乗り換え、傷つけないように助け出した。網はポリエチレン製で、定置網漁に使われていたらしい。

 救出した職員の一人は「小さかったので、竜宮城への招待はまだ先かな」と話し“恩返し”に期待を示しているという。