鉄鋼大手3社の2019年4~6月期連結決算が9日、出そろった。純損益は日本製鉄とJFEホールディングスの黒字幅が前年同期比から大幅縮小し、神戸製鋼所は赤字に転落した。原料の鉄鉱石の価格高騰などで生産費が上昇する一方で、自動車向けなどの鋼材値上げが追いつかず、業績悪化が鮮明になった。

 日本製鉄の純利益は61・0%減の333億円、JFEは65・2%減の197億円。神戸製鋼の純損益は11億円の赤字(前年同期は126億円の黒字)だった。米中貿易摩擦の余波で、鋼材の国際市況が低迷したことも響いた。