東日本大震災の津波で大きな被害に遭った福島県いわき市で9日、防潮堤などを活用したサイクリングロード「いわき七浜海道」の一部供用開始を記念する式典が行われた。同市によると、震災後に復旧事業で建設された防潮堤を利用したサイクリングロードは東北の被災地では初という。

 震災前の7割程度まで落ち込んだ観光客数の回復や、市民の健康増進が目的。

 計画では全長約53キロ。うち同市勿来の関公園から三崎公園までの約26キロ区間が9日に利用可能となった。既存の国道などを活用したほか、防潮堤や防災緑地に自転車道を整備した。全体の完成は来年度中を見込んでいる。