【北京共同】中国国家統計局は9日、7月の工業品卸売物価指数(PPI)が前年同月比で0・3%下落したと発表した。2年11カ月ぶりにマイナスとなった。米中貿易摩擦の影響で生産活動が振るわなかったとみられる。

 生産に必要な原材料などの卸売価格が0・7%値下がりした。分野別では、石油・天然ガスや化学原料、自動車、電子機器など幅広い業種で下落した。

 中国は輸出型の製造業を中心に米中摩擦の打撃が広がっている。統計局が調査した7月の製造業の景況感指数も、好不況を判断する節目の50を3カ月連続で割り込んでいた。