神奈川県平塚市は8日、渡部亮市議(40)が、市議選立候補のため市職員を辞める前後に、職場のパソコンから市民の個人情報など延べ約3万1千件を持ち出したと発表した。一部は選挙運動に利用された可能性がある。市個人情報保護条例違反の疑いがあるとして、県警への告発を検討している。

 渡部市議は同日、市役所で記者会見し、「お世話になった人にあいさつするためにデータを入手した。量が多くて全ては持ち出せなかった」と説明。個人情報については「選挙スタッフに渡したが、(選挙運動に)使われたかは分からない」とした。

 渡部市議は今年4月21日投開票の市議選で初当選した。