公正取引委員会は8日、保存期間中の行政文書ファイル54件を紛失、誤廃棄したと発表した。うち7件が独禁法違反など事件関係のファイルで、個人や企業の情報が含まれる可能性がある。公取委は「外に持ち出すようなものではなく、誤廃棄した可能性が高い。情報が外部に流出した形跡はない」と説明している。

 公取委によると、54件は約30年前から2017年ごろに作成された帳簿など紙のファイル。保存期間はそれぞれ5~30年と規定されており、本局や地方事務所に残しておく必要があった。

 一番多かったのは、地方事務所などで文書の発送や決裁の日付を管理する帳簿で23件。