昨年9月の北海道地震で震度7を観測し、大規模な土砂崩れに見舞われた厚真町は8日、初盆を前に、19人が亡くなった吉野地区に献花台を設置した。「ゆっくり休んでください」「元の姿に戻ってほしい」。遺族らは手を合わせ、犠牲者に祈りをささげた。

 地震は昨年9月6日午前3時7分に発生。町全体では土砂崩れで計36人が犠牲になった。吉野地区では約1キロにわたって斜面が崩壊し、土砂に埋まった住宅の解体や復旧工事が急ピッチで進む。

 献花した近藤泰行副町長は「お盆に里帰りする方々を思って設置した。犠牲者のご冥福を祈り、生活再建に全力を尽くしたい」と述べた。