静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定した袴田巌さん(83)の第2次再審請求で、犯人の着衣とされるシャツの検証結果に関する特別抗告理由補充書を巡り、弁護団が最高検の意見書への反論書を最高裁に提出したことが7日分かった。提出は6日。

 弁護団は6月7日付の補充書で、シャツの穴と、袴田さんの右肩に残る傷痕の位置が明らかにずれていると指摘。支援者らが実物と似たシャツを、釈放された袴田さんに着せて検証した結果などを示した。

 一方、最高検は同月21日付の意見書で検証結果について「再審事由として主張するのは不適法。証拠の新規性も明白性も認められない」としていた。