九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)で未着工となっている新鳥栖―武雄温泉(佐賀県)の整備方式を巡り、佐賀県の山口祥義知事は7日、与党検討委員会がまとめたフル規格での整備を前提とした場合、長崎県などとの協議には応じない考えを示した。県庁で記者団に明らかにした。

 フル規格が適当とする検討委の方針に「中央が押しつけるやり方は、地方自治の観点から大きな問題と言わざるを得ない」と批判した上で「フル規格をベースにした議論をする場であれば、参加するつもりはない」と明言した。

 国土交通省の試算では、フル規格で整備した場合、建設費で佐賀県に約660億円の負担が生じる見込み。