奈良市の東大寺で7日朝、本尊の盧舎那仏(大仏)にたまった1年分のほこりを払う夏の恒例行事「お身拭い」があり、大仏はすっきりと輝きを取り戻した。

 大仏から魂を抜く法要を営み、白装束にわら草履姿の僧侶や関係者ら約180人が作業を開始。大きな手や膝に登って磨き、顔など手が届かない場所は天井からつるされたゴンドラに乗ってはたきを手に丁寧に清めた。命綱を着けた数人が最上部の「螺髪」と呼ばれる髪の部分に到達すると、「すごい」と思わず声を出す見物客も。大仏殿に大量のほこりが舞った。