武蔵大(東京)の学生4人が、核兵器の廃絶を訴え続ける被爆者の姿を追った映像作品「声が世界を動かした」を制作した。作品はDVD化され、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の啓発活動にも使われる予定だ。学生らは「闘い続けた被爆者の強さ、核兵器への怒りを伝えたい」と語っている。

 映像制作は、被爆2世でもある武蔵大の永田浩三教授(ドキュメンタリー研究)が、授業で呼び掛けた。経済学部4年の工藤健さん(21)=東京都=らが昨年夏から、被爆者運動の記録を収集するNPO法人「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」に保存されている資料を読み込むなどして完成させた。