高齢の被爆者らが暮らす原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」(広島市安佐北区)で6日、開設前から支援活動を続けてきた歌手の南こうせつさんらが恒例の慰問コンサートを開いた。往年の名曲に合わせて歌声が響くと、集まった被爆者らは時折涙や笑顔を浮かべながら耳を傾けていた。

 南さんは山本コウタローさん、大友康平さんとともにヒット曲の「神田川」や唱歌「故郷」を熱唱。「原爆を体験したみなさんが生きているということが、強烈な世界へのメッセージになる。どうか元気でいてください」と呼び掛け、最後に一人一人と握手をして回った。