防衛省は2020年度予算の概算要求で、過去最大となる5兆3千億円超を計上する方針を固めた。宇宙やサイバー空間など新領域の強化、最新鋭ステルス戦闘機F35を含む米国製の防衛装備品の調達などに充てる。北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射への対処策も盛り込む。政府関係者が6日、明らかにした。

 防衛費は12年の第2次安倍政権発足以降、7年連続で増額。19年度当初予算は5兆2574億円で過去最大を更新しており、予算膨張の懸念が指摘されている。

 概算要求では地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の関連経費として、設置に伴う土地造成費や津波対策費の計上を見送る。