京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、京都大防災研究所の西野智研准教授が6日までに、スタジオ内の煙の動きを解析し、放火後十数秒で高温の煙が3階まで広がり、避難を困難にしたとするシミュレーション結果をまとめた。

 西野准教授は、平面図を基にスタジオを24に分割。出火から30秒間の被害をコンピューターでシミュレーションした。

 その結果、1階は5秒で500度以上に達し、熱風が「吹き抜け構造」のらせん階段を伝って一気に上昇。煙も上に広がり、3階の煙は15秒後、120度以上に達したとの解析結果を得た。