福井県は6日、同県坂井市内の電柱にできた巣でふ化した国の特別天然記念物コウノトリのひな4羽のうち雌1羽と雄2羽が巣立ったと発表した。7月26日に雌1羽が巣から離れているのが確認されており、同県内の野外で今年ふ化して育った全4羽が巣立った。

 県によると、3羽は7月27日~今月6日、巣周辺の農道や水田に降り立っている姿が発見された。日中は地面をくちばしで突っついて餌を探すようなしぐさが見られ、夜間は巣に戻って休んでいるという。

 県内で野外繁殖したひなが巣立つのは1961年以来、58年ぶり。