厚生労働省が6日発表した6月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代などを合わせた1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は45万1918円で、前年同月に比べて0・4%増えた。増加は6カ月ぶり。厚労省は夏季賞与の伸びが影響したとみている。物価の影響を加味した実質賃金は0・5%減った。

 毎月勤労統計では、本来は全数調査が必要な従業員500人以上の事業所について、東京都の事業所で2004年から一部しか調べていなかったことが発覚。厚労省は不正の指摘を受け、今年6月から全数調査を再開した。