【北京共同】中国商務省は6日、中国企業が米農産品の新規購入を停止したと発表した。トランプ米大統領が対中制裁関税の第4弾を発動する意向を表明したことを受け、中国も対抗措置を打ち出した。米中貿易摩擦は制裁と報復の応酬となり、対立が激化。長引けば、世界経済に対する悪影響は必至だ。

 5日の上海外国為替市場では人民元が対ドルで約11年ぶりの安値をつけ、中国当局が輸出に有利な元安を容認したとの見方が広がった。トランプ氏は「為替操作だ」と反発し、通貨面でも対立が深まった。世界の株式市場では、米中摩擦の激化を懸念して株安の連鎖が発生した。