【ニューデリー共同】インド上院は5日、パキスタンと領有権争いのある北部ジャム・カシミール州に大幅な自治を認めている憲法の規定を削除する改正案を賛成多数で可決した。下院は与党インド人民党(BJP)が過半数を占めており、改正が確実となった。PTI通信などが伝えた。

 インドは人口の約8割がヒンズー教徒だが、同州ではイスラム教徒が多数派で、イスラム過激派も活動しており、緊張の高まりが懸念される。

 パキスタン外務省は5日、「インド政府のいかなる一方的措置も、紛争地であるという位置付けを変えられない」と批判する声明を出した。両国は核保有国。