【シドニー共同】オーストラリアの州レベルで初めて安楽死が合法化された南東部ビクトリア州で、7月に61歳の女性のがん患者が初めて安楽死したことが分かった。終末期の患者を支援する慈善団体「ゴー・ジェントル・オーストラリア」が5日までに明らかにした。

 女性はケリー・ロバートソンさんで2010年に乳がんと診断された。治療にもかかわらずがんは骨や肺、脳に転移。今年3月には肝臓にも広がり、化学療法の副作用に耐えがたくなったため、全ての治療を中止し、薬物を摂取しての安楽死を決意した。

 ロバートソンさんは法の施行当日に安楽死の希望を届け出て最初に許可された患者だった。