かんぽ生命保険が保険の二重払いなどに関する顧客から苦情を受けて、2017年4月~19年1月の約2年間で計1097件の保険料を全額返金していたことが5日、分かった。こうした数字は部長ら幹部の出席する月例の社内会議で共有されていた。

 日本郵政の長門正貢社長は7月31日の記者会見で、かんぽ生命の一部株式を売却した4月時点で、不正の認識を否定していた。多数の不正契約は以前から社内で共有されていたとみられ、経営陣は説明が求められそうだ。

 また、5年間で15件以上の契約があった顧客が1825人いたことも判明した。