古都・奈良の夏の夜を約2万本のろうそくのほのかな明かりで彩る「なら燈花会」が5日、奈良市の奈良公園一帯で始まった。14日まで。

 もともと夏の観光イベントが奈良公園周辺ではなかったことから観光客を呼び込もうと、1999年に始まり、今年で21回目。

 白いコップに入れたろうそくの「火入れ式」が行われ、奈良公園内や興福寺の境内、猿沢池周辺などに用意された約2万本のろうそくに次々と火がともされた。

 観光客らはろうそくを背景に自撮りを楽しみ、幻想的な風景を眺めながら散策していた。ろうそくの周辺を珍しそうにうろうろするシカもいた。