特に資料価値がある裁判記録を事実上永久保存する制度でありながら、戦後の重要憲法裁判137件中で6件しか適用されていなかった「特別保存」について、憲法裁判だけでなくあらゆる裁判を含めても全国で440件にとどまることが5日分かった。

 最高裁は判決文、決定文については一部を選んで公開データベースで紹介しているが、民事最高裁判決、同決定だけで1万件規模となっており、これと比較すると裁判記録の特別保存は極めて少ない。

 最高裁は全国の高裁、地裁、家裁にある特別保存記録の件数を今年5月8日現在で全国調査し総件数が判明した。簡裁は含まない。