NECは5日、人やモノを乗せて空を移動する「空飛ぶ車」の試作機による浮上実験を行い、報道陣に公開した。試作機を使って自律飛行や位置把握などの技術を検証。政府が設けた官民協議会と歩調を合わせて2023年に、まず物流輸送での実用化を目指す。

 試作機はバッテリーとモーターで動き、全長約3・9メートル、幅約3・7メートル、高さ約1・3メートル。炭素繊維の採用で軽量化し、重量を148キロに抑えた。千葉県我孫子市の事業所内での実験では、高さ約3メートルまで浮き上がって空中を数分間漂った後、元の位置に着陸した。