【エルサレム共同】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)幹部の職権乱用を指摘した内部調査報告書を巡り、UNRWAへの資金拠出を一時中断する動きが5日までに広がった。トランプ米政権の資金拠出中止で財政難に苦しむUNRWAには、さらなる打撃。難民は「犠牲を強いられるのは、いつも弱い立場の私たちだ」と不安を募らせている。

 中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、UNRWAはクレヘンビュール事務局長ら幹部4人が権力を独占し「縁故主義や報復などの職権乱用」が行われているとする内部調査報告書を昨年12月、グテレス国連事務総長に提出。国連は調査中だと認めた。