東京の旧国鉄三鷹駅で1949年、無人電車が暴走し6人が死亡した「三鷹事件」で死刑が確定した竹内景助元死刑囚(病死)の遺族が申し立てた第2次再審請求で、弁護団は5日、再審開始を認めなかった7月31日の東京高裁決定を不服として異議を申し立てた。

 弁護団は、電車の破損状況などに関する専門家の鑑定書を新証拠として提出。竹内元死刑囚以外の複数犯行と主張したが、高裁は「単独犯行とする自白の信用性を認めた確定判決に合理的な疑いはない」と退けた。

 国鉄職員だった竹内元死刑囚は電車転覆致死罪で起訴され、55年に死刑が確定。56年に再審を申し立てたが病死した。