さいたま市は4日、2020年東京五輪でサッカー会場となる埼玉スタジアムで、新潟県南魚沼市の雪を使った熱中症対策の実証実験をした。サッカーJ1浦和レッズの試合に合わせ、雪を詰めたビニール袋約1万個を配布。市民らは、袋を顔や首に当てながら「冷たくて気持ちいい」と喜んだ。

 五輪を機に雪国の魅力を知ってもらおうと、豪雪地帯の南魚沼市が提案。約6トンの雪を保冷コンテナに入れて運び込んだ。会場周辺には、雪を入れた箱に送風して涼しい空気を作り出す「雪クーラー」も設置。仮設テント内に風を送り、サーモグラフィーによる体温測定で効果を検証した。