ロシアが実効支配する北方領土の4島に眠る日本人約4700人のうち、約49%の約2300人について埋葬されている正確な場所が分かっていないことが4日、元島民団体の千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)や北海道への取材で分かった。

 千島連盟が昨年度までに作成した国への報告書によると、島には52カ所の墓地があるとされるが、うち30カ所については墓石が見つからないなどの理由で位置が未確認のままになっている。

 千島連盟は墓地の正確な位置や現状を知るため、専門家による現地調査の実施や、ロシア側に情報提供を依頼するよう国に要望している。