全国有数のナシの産地、鳥取県で、ハウス栽培の「二十世紀梨」の出荷が本格化している。4日は大山町で初選果があり、生産者らが作業の安全や高値が付くよう祈願した。

 甘い香りが漂う選果場で、作業員らが形や色つやを確かめ約12トンを選別。京阪神地域や広島県に出荷され、5日には店頭に並ぶ。

 2度の袋掛けをする二十世紀梨は黄緑色の肌の美しさが特長。今年はビニールを剥がして栽培する5月下旬以降、日照に恵まれ、糖度以上に甘みを感じるという。生産者の米沢誠一さん(69)は「苦労のかいあって、間違いのない味と美しさ。暑い夏にぴったりの爽やかな味覚です」と太鼓判を押した。