和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社周辺で31日、「八咫の火祭り」が行われ、竹灯籠を手にした女性や、「炎のみこし」を担いだ男性ら平安装束の行列が練り歩いた。

 熊野の山道で迷った神武天皇を3本足の八咫烏が道案内したという言い伝えから、人々を幸福に導くという願いを込めて1999年から始まった。

 熊野本宮大社の神事で採火された「導きの火」を丸い鉄製のみこしに乗せて出発した。例年は大社から旧社地の「大斎原」へ向かうが、この日は雨のため、行き先を観光施設「世界遺産熊野本宮館」へ変更した。