1923年9月1日に発生した関東大震災後に出されたポスターやビラ、被災者支援の案内など計853点の史料を江戸東京博物館(東京)が入手したことが31日、分かった。内容は多岐にわたり、陸軍の近衛師団司令部のポスターなど希少な史料も含まれていた。大震災当時の軍隊の動向を研究する横浜開港資料館の吉田律人調査研究員は「すぐに処分されてしまうポスターやビラが系統立てて保存されており、軍隊の動きや被災者の暮らしぶりを視覚的に伝える貴重な史料群だ」と評価している。

 江戸東京博物館によると、東京都中野区の故人が被災直後から昭和期まで継続的に収集したとみられる。