【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は30日、イラン核合意の履行状況に関する報告書をまとめた。低濃縮ウラン貯蔵量は241・6キロで、202・8キロとする規定量を大幅に超過していた。合意を離脱した米国の制裁再発動などを理由にイランは5月以降、低濃縮ウランの貯蔵量と濃縮度の上限順守を停止している。

 貯蔵量は今月19日時点。イランは7月、IAEAに濃縮度が5%程度となる旨を通知した。貯蔵量のうち、濃縮度の規定3・67%を超える4・5%の低濃縮ウランが25・1キロ含まれている。