日銀は30日、9月の国債買い入れに関し、1回当たりの買い入れ額の幅を引き下げると発表した。償還までの残存期間が5年超10年以下の国債について、これまでの「3千億~6500億円程度」から「2500億~5500億円程度」に変更する。長期金利の指標である新発10年債の金利が過去最低近くに下がっており、一段の低下を抑える狙いがある。

 日銀は国債の買い入れ額を調整することで、長期金利を0%程度に抑えることを目指している。黒田東彦総裁は0%から上下0・2%程度の変動は容認する考えを示しているが、足元の金利は容認する下限を超えて低下している。